飲食店向けサービスの営業代行

目次

飲食店向けサービスの営業は、機能の説明より、その店がいま店舗運営に投資している状態かどうかで決まります

スリーグッドは、飲食店向けのクラウド型POSシステム、テイクアウトのモバイルオーダー、行列回避のファストパスサービス、冷凍自動販売機、弁当の宅配プラットフォームの加盟店開拓まで、飲食店に売るサービスや設備の新規開拓を担当してきました。代表の田中が京都の和食店で板場に立っていた経歴もあり、店の時間の流れと、誰が何を決めるかを知ったうえで架電しています。

数字で見る

  • ローンチ前のファストパスサービス:認知ゼロの状態から架電を市場調査として使い、半年で約20店舗の導入(株式会社ハヤパス)
  • 飲食店・小売店向けクラウド型POSシステムの新規開拓:約6年の継続支援(ポスタス株式会社)。高級弁当の宅配プラットフォーム「結膳」の加盟店開拓:3年以上の継続支援(株式会社Cqree)
  • 飲食店向けテイクアウトモバイルオーダー:エリアと業態を区切りながら2026年3月から継続中。機能の説明ではなく店の集客の課題として訴求を組み立て直し、商談を増やしています(社名非公開)

進め方の要点

  • 店舗運営に投資している状態で相手を絞る。行列店や有名店、チェーンといった属性ではなく、すでにPOSや予約システム、キャッシュレスなどに投資している痕跡のある店を優先します。この層は「機械は苦手」で終わらず、担当部署を指名して呼び出せます。
  • 担当するメンバー。飲食店向けのサービスや設備の商材を担当した経験のあるメンバーだけを付けます。店長と本部の権限の違い、仕込みと営業中を避けた架電時間、オーナーが判断する材料(客単価・回転率・人手)を最初から知っているので、トークの作り込みと最初の反応が出るまでが早く、試験稼働の1〜2か月を検証に使い切れます。
  • 有効商談で数える。「資料を送ってください」や店長の「聞いておきます」は数えません。決裁できるオーナー・本部の担当者が、自店の課題を認識したうえで説明を聞く場だけを有効商談として数えます。

飲食店向けサービスの営業でよく聞くのは、電話はつながるのに店長止まりで決裁者に届かない、チェーンの本部で門前払いされる、「うちは機械が苦手で」で終わる、という話です。原因の多くはサービスではなく、誰に、いつ、どの店に電話しているかにあります。

スリーグッドは、店舗運営への投資状況やエリア、業態、開店時期といった店の状態でリストを切り、チェーンや本部のある企業には店舗開発・運営部門の直通番号で担当者に届けます。まず1〜2か月の試験稼働で、どの業態の、どの状態の店に反応があるかを確かめ、その結果から目標を決めます。このページでは、飲食店向けサービスの営業で実際に起きたことと、スリーグッドの進め方をまとめました。

飲食店向けサービスの営業がうまくいかない理由

店長に権限がなく、本部に届かない

チェーン店の店長は、POSや予約システムのような店舗運営の仕組みを自分では決められません。電話がつながって説明できても「本部に聞いておきます」で終わり、本部には熱量が届きません。逆に本部の代表番号にかけると、受付で「新規のご提案はお断りしています」で止まります。店長と本部のどちらに、どの順番で届けるかを決めずに架電すると、架電数だけが積み上がります。

電話に出られる時間が極端に短い

個店のオーナーは仕込みと営業中は電話に出られません。つかまるのは仕込み前と、昼営業と夜営業の間の14時から17時ごろです。この時間帯を外すとアルバイトが出て「担当がいない」で終わります。ここを知らないまま日中に均等に架電すると、着電率が上がらず、試験稼働の期間を無駄にします。

「機械が苦手」で終わる

新しい仕組みを入れることに抵抗のある店は、機能の説明を聞く前に断ります。ここに説得を重ねても、時間がかかるだけで受注に至りません。反対に、すでに店舗運営の効率化に投資している店は、導入のメリットをすぐ理解し、比較検討の土俵に乗ります。どちらの店に電話しているかで、同じトークでも結果が変わります。

人手不足と客単価の話につながっていない

飲食店のオーナーが動くのは、人が足りない、回転率を上げたい、客単価を上げたい、インバウンドの客を取り込みたい、という自店の課題に結びついたときです。サービスの機能や料金プランから話し始めると、「今は間に合っている」で終わります。その店がいま何に困っているかを最初の30秒で当てにいかないと、案件になりません。

スリーグッドの進め方

店舗運営に投資している痕跡でリストを切る

行列店、多店舗展開、競合サービスの利用店といった属性で切ったリストは、当初の仮説として悪くありませんが、決裁者に届かないことが多くあります。スリーグッドは、すでにPOSや予約システム、キャッシュレス、モバイルオーダーなどに投資している痕跡のある店、新しく開店した店、テイクアウトや予約の受け方を変えようとしている店など、いま店舗運営を変えようとしている状態の相手を優先します。

担当部署を指名して呼び出す

店舗運営の仕組みに投資している企業には、それを管理する部署か担当者が必ずいます。架電時に「店舗運営の件で、ご担当の部署をお願いします」と指名することで、受付で止まらずに決裁・運用の担当者に直接つながります。本部のある企業は店舗開発・営業企画・運営部門の直通番号を調べてから架電し、個店はオーナーが出やすい時間帯に当てます。

架電を市場調査として使う

ローンチ前や認知のないサービスは、最初から売れる相手が分かりません。スリーグッドは、最初に電話に出る人の役職、サービス理解の速さ、課題の言語化のレベルといった一次情報を架電のたびに記録し、どの業態・どの状態の店が反応するかを1〜2か月で特定します。台本を読むのではなく、質問で相手の困りごとを引き出し、その場で分かったことをディレクターに戻してトークを直します。

売り方そのものを一緒に見直す

試験稼働で反応が薄い場合、相手を変えるだけでなく、何として売るかを見直します。POSであれば「レジの入れ替え」ではなく「人手不足と会計の待ち時間」の話として提案する、ファストパスであれば「行列対策」ではなく「回転率と客単価」の話として組み立てる、といった見せ方の変更を、断り理由をもとにクライアントと決めます。

エリアと業態を毎月切り替える

飲食店は地域と業態で反応が大きく変わります。同じ訴求でも、地域や業態が変わると結果が違います。スリーグッドは月ごとにエリアと業態を区切ってリストを作り、反応の良かった組み合わせを翌月に広げ、薄かった組み合わせは早めに外します。業界団体や組合を通じた面のアプローチも、商材によっては並行して組み立てます。

断り理由から次の一手を決める

「本部の判断で店舗では決められない」「今のPOSで間に合っている」「機械は苦手」「予算がない」。断り理由を分類して週次で共有し、どの層を外し、どの層を増やすかをクライアントと決めます。反応の薄いリストは、人ではなくリストを変えます。

支援例

ローンチ前のファストパスサービスの飲食店開拓(株式会社ハヤパス)

行列を回避する予約システムを、サービスのローンチ前、認知ゼロの状態から飲食店に提案しました。当初は行列店・多店舗チェーン・競合サービスの利用店にアプローチしましたが、店長止まりで決裁者に届かず、本部では門前払いという壁に当たりました。架電で得た一次情報(最初に出る人の役職、理解の速さ、課題の言語化)を分析し、すでに店舗運営の効率化に投資している痕跡のある店に絞り直したところ、担当部署を指名して呼び出せるようになり、具体的な商談に入れるようになりました。半年で約20店舗の導入につながっています。詳しい経緯はコラムで公開しています。

飲食店向けテイクアウトモバイルオーダーの新規開拓(社名非公開)

飲食店向けのテイクアウトモバイルオーダーを、エリアと業態を区切りながら提案しています。当初の訴求では反応が伸びず、機能の説明ではなく店の集客の課題として売り方を組み立て直したところ商談が増え、反応の良かった業態とエリアを翌月に広げる進め方に切り替えました。具体的な手法はクライアントとの取り決めにより非公開です。2026年3月から3か月更新で継続中です。

クラウド型POSシステムの飲食店・小売店開拓(ポスタス株式会社)

ポスタス株式会社の飲食店・小売店向けクラウド型POSシステムを、制度改正のタイミングを入口にして大手・チェーンに提案しました。本部の店舗開発や情報システムの担当者に直通番号で届け、既存のPOSの更新時期を聞いたうえで商談に引き渡しています。飲食店以外の新しい販路のリスト開拓も担当しています。約6年の継続支援です。

弁当宅配プラットフォーム「結膳」の加盟店開拓と冷凍自動販売機(株式会社Cqree)

高級弁当の宅配プラットフォーム「結膳」に出店する飲食店(加盟店)の開拓が主な担当です。地方都市の飲食店を食べログの情報から状態で切ったリストで提案し、弁当を扱う店やテイクアウトを始めた店を優先しています。加盟店への弁当容器などの資材の提案、同社の冷凍自動販売機の休眠見込み客への再アプローチとインバウンドの問い合わせへの返信対応も行っています。3年以上の継続支援です。

料金と進め方

料金は月額固定のみです。成果報酬や商談数の約束は、勝ちパターンが見つかるまで行いません。

まず1〜2か月の試験稼働で、どの業態・どの状態の店に反応があるかを確かめます。この期間は固定報酬です。その結果を見て、目標と条件を一緒に決め、再現フェーズに移ります。成果報酬をご希望の場合も、試験稼働の結果を見てから移行するかどうかを判断します。

契約から稼働開始までは最短14日です。リスト作成、本部の部署と直通番号の調査、トークの設計はこちらで行います。

よくある質問

チェーン店の本部にも営業できますか

できます。店舗開発・営業企画・運営部門の直通番号を調べてから架電し、店長経由ではなく本部の担当者に直接届けます。店舗では決められないチェーンは、店長への架電を早めにやめて本部に切り替えます。

個店のオーナーが相手でも対応できますか

できます。仕込み前や14時〜17時など、オーナーが電話に出やすい時間帯に架電します。

ローンチ前で実績がないサービスでも頼めますか

頼めます。架電を市場調査として使い、どの業態・どの状態の店が反応するかを1〜2か月で特定します。ただしサービスそのものが固まっていない段階の依頼はお受けしていません。

担当者はどう決まりますか

飲食店向けのサービスや設備の商材を担当した経験のあるメンバーから選びます。初めての領域の場合はその旨をお伝えし、立ち上がりに時間がかかる前提で進め方を相談します。

リストはこちらで用意する必要がありますか

不要です。食べログやGoogleマップ、業界団体、店舗の公式サイトから、店舗運営への投資状況や開店時期などの状態で切ったリストをこちらで作ります。既存の導入店や過去の失注先があれば共有いただくと精度が上がります。

オンライン商談や訪問商談もお願いできますか

オンライン商談の代行はお受けしています。訪問商談は全国で対応していますので、エリアと件数をもとに別途お見積りします。

成果報酬でお願いできますか

試験稼働を固定報酬で1〜2か月行い、その結果を見て成果報酬に移行するかどうかを決める形でお受けしています。

報告はどのように受けられますか

日次で架電結果を共有し、週次で業態・エリア・状態ごとの反応、断り理由、有効商談の内容をまとめて報告します。全コールの録音も共有します。

こんな会社様に向いています

  • 飲食店向けのサービスや設備を出したが、どの業態のどの店に当てればいいか決まっていない
  • 電話はつながるのに店長止まりで、決裁者に届かない
  • チェーンの本部に電話しても受付で止まっている
  • ローンチ前で、まず売れる相手を見つけるところから始めたい
  • 機能の説明ではなく、人手不足や客単価、インバウンドの話として売り方を組み立てたい
  • 過去に営業代行を使ったが、架電の量だけ増えて商談に至らなかった

飲食店向けサービスの営業でお困りであれば、まずは今の売り方と、これまでの反応をお聞かせください。

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